神社の縁起物2(破魔矢について)

お正月に初詣などで神社に参拝に行くと、お守りなどと一緒に破魔矢を授与しているのを見たことがある方もいるでしょう。
破魔矢は扱っていないという神社もありますが、お正月の期間に縁起物として授与されるものです。
破魔矢の意味
破魔矢はまさに名前の通り魔を破り、厄を祓うという意味を持っています。
「はま」とは元々競技に用いられる的のことを指しており、この的を射る矢のことを「はま矢」、弓のことを「はま弓」といいます。
そして、「はま」が「破魔」に通じるということで、お正月になると男の子のいる家に弓矢を組み合わせたものを贈るという風習が生まれたということです。
ちなみに女の子のいる家には羽子板が贈られました。
また、家屋などの上棟祭の際に鬼門の方角にあたる東北と、裏鬼門にあたる西南の方向に向けて弓矢を設けることもあります。
これもまた魔除けの意味が込められています。
本来は破魔弓と破魔矢とで一式になりますが、現在の多くは簡略化されて破魔矢のみがお正月に授与されるようなったようです。
神社で授与される破魔矢には、その年の干支が描かれた小さな絵馬やお守りが付けられているものなどさまざまなようです。
破魔矢の飾り方
では、破魔矢の飾り方についてですが、ご家庭で神棚をおまつりしている場合は神棚の端のほうに立てかけるか置いていただければよいでしょう。
神棚のないご家庭であれば、床の間などの清浄な場所を選んで飾っていただけば問題はありません。
よく破魔矢を飾る向きについてのご質問がありますが、上棟祭の場合のように特に決まった方角などはないようです。
基本的に破魔矢は縁起ものですから、お神札とは違ってお参りの対象ではないので粗末に扱わないでいただければ問題ないと思われます。
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